クレーンオペレーターの待機時間って給料は出る?1日何も吊らない日もある仕事のリアル

クレーンの仕事

クレーンオペレーターの仕事というと、

「一日中ずっと荷物を吊っている」

そんなイメージを持っている人もいるかもしれません。

でも実際の現場では、ほとんど待機だけで一日が終わることもあります。

待機中に実際どんなことをして過ごしているのかは、こちらの記事で詳しく紹介しています。

自分もこれまで、

  • 朝から夕方までほぼ待機
  • 一日2〜3回しか吊らない
  • 朝から夜まで待って、結局一度も吊らない

という日を何度も経験しています。

今回は、

「待機時間でも給料は出るのか?」
「何も吊らない日はどんな感じなのか?」

というところを、自分の実体験をもとに紹介します。

現場で待機していても給料は出る

まず結論から言うと、

現場に入った時点で、待機時間も給料は発生します。

クレーンを動かしている時間だけが仕事というわけではありません。

現場に入って、いつ呼ばれても対応できるよう待っている時間も勤務時間です。

なので、

朝から夕方までほとんど待機だけだったとしても、給料は通常どおり出ます。

残業になれば、もちろん残業代も出ます。

「今日は一回も吊ってないから給料が出ない」

ということではありません。

朝7時から夜10時まで一度も吊らなかった日

自分が今までで特に印象に残っている待機のひとつが、台風による災害復旧の現場です。

その日は朝7時に現場へ入り、クレーンをセットしました。

ところが、現場にはコンマ45のユンボがあり、

途中から、

「これ、ユンボで何とかなっちゃいそうだな」

という感じになってきました。

実際、作業はユンボで進んでいきました。

それでもクレーンは、必要になる可能性があるので現場に残って待機です。

午前中は使わないと言われて昼へ

朝9時半ごろ、

「午前中はクレーン使わないから、先にどこかで昼食べに行ってきていいよ」

と言われました。

そして、

「13時までに戻ってくればいい」

とのことだったので、その時間は現場を離れて昼を食べに行きました。

こういうふうに、現場側からはっきり時間をもらえれば、待機中でも一時的に現場を離れることはあります。

ただ、基本的にはいつ呼ばれるか分からないので、勝手にどこかへ行くことはできません。

15時の休憩後に少し使うかもと言われた

13時に戻った後も待機は続きました。

その後、

「15時の休憩が終わったら少し使うかも」

と言われました。

なので、

「そろそろ出番かな」

と思っていたのですが、実際には15時の休憩が終わると、

「クレーンを畳んで、端に寄せて待機してて」

という話になりました。

そこからまた待機です。

この時点でも、まだクレーンを使う可能性は残っていました。

夜10時まで待って結局ゼロ回

この日は途中で、

「何時までかかるか分からない」

とも言われていました。

自分としては、

「これは夜中までかかるかもしれないな」

くらいに思っていました。

結局、夜10時ごろになって現場の人がこちらに向かって手で「×」のジェスチャー。

そのあと近づいてきて、

「本当に申し訳ない。クレーンはもういらないです」

と言われました。

おまけにジュースまでいただきました(笑)

結局この日は、

朝7時から夜10時まで現場にいて、一度も吊らずに終了。

かなり長い一日でした。

ただ、自分は夜中まで覚悟していたので、

「22時で終わったなら、まだ良かったな」

という感覚でした。

待機中は何をしている?

この日は近くにもう一台クレーンがいたので、待機中はそちらのオペレーターと話したりしていました。

あとは、

  • スマホを見る
  • 電話をする
  • 他のオペレーターと話す
  • 最後の方は少しウトウトする

といった感じです。

一見すると楽そうに見えるかもしれません。

ただ、この日は外が土砂降りでした。

晴れていれば途中でクレーンを降りてストレッチしたりできますが、雨がひどいとそれもできません。

ずっと座りっぱなしになるので、体もかなり疲れます。

終わる時間が分からない待機は意外と疲れる

自分は、完全にやることがない待機は精神的に疲れると感じます。

特にしんどいのが、

「何時に終わるか分からない待機」

です。

たとえば17時に終わると分かっていれば、

「あと2時間か」

と先が見えます。

でも、

「今日何時までか分からない」

となると、時間がすごく長く感じます。

何もしていないのに、終わった時には妙に疲れている。

待機には、そういう疲れ方があります。

忙しい現場の後なら待機がありがたいこともある

もちろん、待機がいつも嫌なわけではありません。

例えば、

  • 連日の鉄骨建て方
  • 埋め戻し
  • 一日中ほとんど振りっぱなしの現場

こういう忙しい現場が続いた後なら、

待機の多い現場に入った時は正直、

「今日は少し楽だな」

とホッとすることもあります。

クレーンを一日中動かし続ける現場は、集中力も使います。

なので、忙しい現場の後の待機は、むしろありがたく感じることもあります。

一日2〜3回しか吊らない現場が一週間続くこともある

逆に、

一日2〜3回しか吊らないような現場

が一週間くらい続くこともあります。

こういう現場は、最初の2〜3日はかなり長く感じます。

「まだこんな時間か」

という感じです。

でも不思議なもので、4日目くらいになると、そのペースにも慣れてきます。

待機が多い現場には、待機が多い現場なりのリズムがあります。

「吊っていない=仕事をしていない」ではない

クレーンオペレーターの仕事は、実際にクレーンを操作している時間だけではありません。

現場に入って、

  • 出番を待つ
  • いつでも動ける状態にしておく
  • 現場の進み具合を見る
  • 呼ばれたらすぐ対応する

これも仕事の一部です。

一日何も吊らなかったとしても、

「何もしていない日」ではなく、「必要になるかもしれないクレーンとして現場に待機していた日」

という感覚です。

まとめ

今回は、クレーンオペレーターの待機時間と給料について、自分の実体験を紹介しました。

自分の勤務では、

  • 現場に入った時点で給料は発生する
  • 待機だけの日でも通常どおり給料は出る
  • 残業になれば残業代も出る
  • 一日一度も吊らずに終わることもある
  • 待機は楽な時もあれば、精神的に疲れる時もある

という感じです。

特に印象に残っているのは、台風災害復旧の現場で、

朝7時から夜10時まで待って、一度も吊らなかった日。

外は土砂降りで、ずっと座りっぱなし。

最後に現場の人から、

「本当に申し訳ない。クレーンはもういらないです」

と言われてジュースをもらったのは、今でも覚えています(笑)

クレーンオペレーターという仕事は、忙しい日もあれば、本当に待つだけの日もあります。

こういう振れ幅も、この仕事のリアルな部分だと思います。


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