こんにちは。
「クレーン屋の現場日記」を見ていただき、ありがとうございます。
今回は、ラフタークレーンのオペレーターがどんな流れで1日仕事をしているのか、実際の現場での流れを紹介したいと思います。
クレーンの仕事というと、「現場に行って荷物を吊る仕事」というイメージが強いかもしれません。
しかし実際には、会社を出発する前の点検から始まり、現場での打ち合わせ、クレーンの設置、揚重作業、そして作業終了後の格納まで、さまざまな仕事があります。
朝の出発時間は現場によって違う
ラフタークレーンの仕事は、毎日決まった時間に出発するわけではありません。
その日の現場によって出発時間が変わります。
例えば、横浜の現場へ行く日と御殿場の現場へ行く日では、会社から現場までの距離が違うため、当然出発する時間も変わってきます。
また冬場は、クレーンの暖機運転も必要になります。
その日の現場までの距離や季節などを考えながら、時間に余裕を持って準備をします。
会社に着いたら始業前点検
会社に着いたら、まずクレーンの始業前点検を行います。
現場へ向かう前に車両やクレーンの状態を確認して、それから現場へ出発します。
クレーンは現場で重量物を扱う仕事です。
そのため、実際に吊り作業をする時間だけではなく、こうした作業前の確認も大切な仕事のひとつです。
現場到着・朝礼・クレーン設置
現場に到着したら朝礼に参加し、その日の作業内容や注意事項などを確認します。
その後、クレーンを作業場所へ移動して設置します。
クレーンはどこにでも自由に設置できるわけではありません。
現場の状況を確認しながら、これから行う作業に合わせて準備していきます。
元請け・職人さんとの打ち合わせ
クレーンの設置が終わったら、元請けの担当者や実際に作業を行う職人さんと打ち合わせをします。
その日に何を吊るのか、どこからどこへ移動させるのかなど、作業内容を確認します。
そして、もう一つ大切なのがクレーンへの合図方法です。
現場によっては手合図で作業することもあれば、無線を使って合図をすることもあります。
オペレーターから玉掛けをする人が見える現場もあれば、建物などで見えない現場もあります。
そのため、作業を始める前に「今日は手合図なのか」「無線を使うのか」といった合図方法についても確認しておきます。
玉掛けを揚重作業開始
打ち合わせと確認が終わったら、玉掛けを行い、いよいよ揚重作業の開始です。
ここからが、一般的にイメージされる「クレーン屋の仕事」かもしれません。
しかし、ただ荷物を吊り上げて運べばいいという仕事ではありません。
吊り荷の状態や周囲の状況などを確認しながら、安全を最優先に作業を進めていきます。
現場によって吊る物も違えば、作業環境も違います。
毎日同じ作業ではないところも、クレーンの仕事の特徴の一つだと思います。
作業終了後はクレーン格納
その日の揚重作業が終了したら、クレーンを走行できる状態へ格納します。
ジブを使用していた場合は、ジブも格納します。
現場ではジブのことを「孫(まご)、ひ孫(まご)、玄孫(やしゃご)」と呼ぶこともあります。
すべて格納したら、現場の担当者へその日の作業が終了したことを報告して、会社へ戻ります。
翌日の現場次第で燃料補給
作業が終わったからといって、必ずそのまま会社へ帰るわけではありません。
翌日の現場が遠方などで、朝に時間の余裕がない場合には、帰る途中などで燃料を補給してから会社へ戻ることもあります。
逆に、翌朝に燃料を入れてから現場へ向かう場合もあります。
翌日の現場や出発時間などを考えて、その日のうちに準備をしておきます。
会社に戻って1日の仕事終了
会社へ戻ったら、その日のクレーンの状態を確認します。
現場で泥やホコリ、木屑などが付いて汚れている場合には、洗車をすることもあります。
こうして一日の仕事が終了します。
まとめ
今回は、ラフタークレーンの一日の仕事の流れを紹介しました。
大まかにまとめると、
出社 → 始業前点検 → 現場へ移動 → 朝礼 → クレーン設置 → 打ち合わせ → 合図方法の確認 → 玉掛け → 揚重作業 → クレーン・ジブ格納 → 終了報告 → 必要に応じて燃料補給 → 帰社 → 洗車
という流れになります。
もちろん、現場によって仕事内容や時間、作業の流れは変わります。
毎日違う現場へ行き、違う職人さんたちと一緒に仕事をするのも、この仕事の特徴です。
これからクレーンオペレーターを目指している方や、クレーンの仕事に興味がある方に、少しでも現場の雰囲気が伝わればと思います。
今後もこのブログでは、実際の現場で経験したことや、クレーンの仕事、安全について感じたことなどを紹介していきたいと思います。



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